良い短編小説を読み終えたときのような気持ちのよさがあります。
ストーリー自体は無理があったり、矛盾があったりと、細かいことを言えばおかしなところばかりなんですが、全体の雰囲気の前では、どうでもいいことのように思えます。
テーマは父親と娘。
よくありがちなようなすれ違い。
ただ、娘が父を求めているところが普通と違うところでしょうか。
頑固な年老いた父親は変われず、最後には娘はそれを「あるがまま」に受け入れることにより救われまます。
新しい人生のスタートのハッピーエンディングが清々しいです。
タイトルは、ベースボールプレーヤーがカーブを打てないこと。父親の職業、スカウトから来ています。"Gran Torino" で役者からの引退を表明した Eastwood を無理やり担ぎ出したのは正解です。ちょっと年取りすぎたかな。
監督・Robert Lorenz
脚本:Randy Brown
出演:Clint Eastwood, Amy Adams, Justin Timberlake
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