精武門というのは、上海精武体育会をモデルにした精武館という武道館の武術およびその教えのことです。
武術集団間の抗争がメインテーマなので、前作と違い、見どころはカンフーシーンしかありません。
今回は初めて、ヌンチャクを使用しています。
Bruce Lee の身のこなし、フットワーク、力んだ決めポーズ、怪鳥音とも完璧です。
対する相手の武術のチンケさが何とも間抜けで、なんだろう、空手なのか、柔道なのか。最後には日本刀持ち出してくるし。
ストーリー的には、「仁義なき戦い」のようなものですが、徹底的に「日本人=悪」で描かれているのが切ない。1970年代の中国の精神世界は、香港と言えども大戦中の反日が底辺にあるんでしょうね。
監督:Lo Wei
製作:Raymond Chow
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