今回の映画は青春映画。とはいえ、恋愛映画のようでそうではない。
好き、とか愛してる、とかそういうことはチラッとは出てきますが、精神的なつながり、がテーマではないでしょうか。
最後になって明かされますが、主人公の2人は互いの持っていないところを尊敬し、認め合っていたのでしょう。
そういえば、主人公の男の子と親友の恭子は、主人公の桜良に認められた孤独な同じ種類の人間なんでしょう。
男というのは基本的に孤独で、内省、内気。女は開放、人とのつながりを大切にする。生きていく中で、2つは車の両輪のようなものかもしれません。
人を認める、人との関わりから逃げない。死をはじめとする身の回りの不幸に左右されずに、毎日を、この瞬間を生きる。主人公の笑顔から学びました。
それにしても、「世界の中心で、愛をさけぶ」と共通項の多い映画だなと思いました。
http://kimisui.jp/
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