2019年1月20日日曜日

Star Wars: The Last Jedi (2017)

レイが主人公となる新三部作の第2章。ここまでくるとジョージ・ルーカスの構想がどこまで生きているのか。

本作では、レイとルークとレンの物語、フィンの冒険、レイアとポーの戦闘の3つの物語が並行して絡み合いながら、最後大団円に向かうという構成になっており、それなりにハラハラドキドキさせられます。しかし、いかんせんキャラが弱い。
最初の3部作の、ダース・ベイダーやハン・ソロやヨーダのキャラが強烈過ぎたのか。この3部作では、レイしか印象に残りません。ただ、ハン・ソロ、チューバッカ、レイア、ルークといった最初のヒーローが再登場するという意味で、オールド・スター・ウォーズ・ファンへの感傷へは訴求しているでしょう。しかし、この2章まででハン・ソロは死に、ルークも死に、キャリー・フィッシャーも亡くなり、第3章はもつのか、と心配になります。

この40年間のスター・ウォーズの変遷を見ると、確実にハードからソフトへ、男性から女性へと空気が移り変わってきています。陰と陽の絡まり方も両極端ではなくなってきています。
どういう最終章になるのか。そもそも次が最終章かどうかも知りませんが。

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