ラストシーンが泣けたのと、「ミットもない」と言って高倉健が説教する台詞を覚えてます。
久々に観ると、意外とコミカルでした。山田洋次ですからね。武田鉄矢の動きなんかほぼ漫画です。
無骨な主人公の高倉健と、対比役の武田鉄矢と桃井かおりの3人で車で移動するロードムービーですが、ストーリーはこじれた男女関係と幸福感だろうと思います。
一方で、炭鉱という底辺に近い生活と、博多と川崎という都会に生まれた若者との感性の違いも表現してます。若者の姿は今に通ずるものがありますが、高倉健のような無骨な人はもういないかもしれません。
まだ私が中学の頃にこんな炭鉱町があったのが驚きです。
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