2020年1月18日土曜日

道 La Strada (1954)

Federico Fellini の映画は初めて見ました。

ロード・ムービーとも言うべき、旅芸人のお話。
夢とか希望とかない、とうしようもない人たちの中に、優しさや暖かさをもたらす、そんな映画ですが、主人公の頭の少し弱い Gelsomina の存在が絶望から救っています。
彼女の人生って何だったんだろうと思いますが、確実にもう一方の主人公の Zampano の心には大きな足跡を残したことになります。小さな石に意味がないとすれば、星にも意味がない。

印象的な主題曲は、佐野元春の"彼女"のイントロに似ていて、とても悲しくて美しい。きっとアレンジした人は影響されたのか、リスペクトで使ったんでしょう。

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