それではあまりにもセリフがなさすぎ、と思ったのか、漂流物のバレーボール "Wilson" というキャラクターを登場させて、主人公とコミカルな会話をさせています。
黒澤明の映画「生きる」では、生きる意味を問うていますが、ここではそれを超越しています。
"Keep Breathing" 生きること自体が大切ってことかな。
意味があろうとなかろうと。目的があろうとなかろうと。
大切な人のことを想って、とか関係なく。
どんなに絶望しようと。
主人公は4年のサバイバルの末に元の世界に戻るわけですが、本当にそんなことが可能なのか。魚とカニとヤシだけで生きられるのか。
疑問は湧きますが、まあそれは映画の世界ということで。
映画の初めはふくよかだった Tom Hanks が終わりにはかなり痩せた姿になっているところが見所です。
監督:Robert Zemeckis
出演:Tom Hanks
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