2021年5月16日日曜日

Minority Report (2002)

SF なんですが、シチュエーションを理解するのが大変でした。話の展開が速くて。
Spielberg はもっと分かりやすく作ってくれたらいいのに。

プリコグという特殊能力の予言者が、犯罪の予知をする世界。
予知は予防を可能とし、殺人犯罪はなくなってしまいます。素晴らしい。でも、予知が本当かどうかは、起こらないわけなので、わからないのですが。

3人の予言者による予言のうち、1人だけ違う予言があった場合、それは少数報告(マイノリティ・レポート)として、消去されるシステムとなっていることが、タイトルの元になっています。

原作の短編小説は面白いんだろうなぁ。


  • 監督: Steven Spielberg
  • 原作: Philip K. Dick
  • 出演: Tom Cruise, Colin Farrell, Samantha Morton


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Yesterday (2019)

ビートルズが消えてしまった世界で、ビートルズの曲をカバーして成功する男の物語。
CDも楽譜もないわけだから、記憶だけで勝負。
Ed Sheeran と作曲ゲームで勝ったり(当たり前か)、リリースする曲全てヒットしたり(これも当たり前か)。

最終的に人の曲を自分の曲だと偽っていることに耐えきれなくなり、真実を話す時が来て...

最後の、"Ob-La-Di, Ob-La-Da" が泣かせます。

それにしても、この映画は何が言いたかったのだろう?
The Beatles の曲にあやかって映画をヒットさせたかったのか、「もし」を思いついて映画にしたくなったのか。

  • Director: Danny Boyle
  • Cast: Himesh Patel, Lily James, Sophia Di Martino, Ed Sheeran


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2021年5月9日日曜日

Cast Away (2000)

太平洋の無人島へ漂流した物語だけに、ほとんど Tom Hanks 1人だけしか出てきません。
それではあまりにもセリフがなさすぎ、と思ったのか、漂流物のバレーボール "Wilson" というキャラクターを登場させて、主人公とコミカルな会話をさせています。

黒澤明の映画「生きる」では、生きる意味を問うていますが、ここではそれを超越しています。
"Keep Breathing" 生きること自体が大切ってことかな。
意味があろうとなかろうと。目的があろうとなかろうと。
大切な人のことを想って、とか関係なく。
どんなに絶望しようと。

主人公は4年のサバイバルの末に元の世界に戻るわけですが、本当にそんなことが可能なのか。魚とカニとヤシだけで生きられるのか。
疑問は湧きますが、まあそれは映画の世界ということで。

映画の初めはふくよかだった Tom Hanks が終わりにはかなり痩せた姿になっているところが見所です。

監督:Robert Zemeckis
出演:Tom Hanks


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