Movie Diary & Review
2020年3月22日日曜日
武士の家計簿 (2010)
歴史学者磯田道史の著書「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」を元にした森田芳光監督作品。
原作がドラマではないので、これを映画にしようと思ったのがすごい。
磯田氏は、古文書を丁寧に読み解き、幕末から明治にかけての武士の姿を炙り出しています。
御算用掛という、武士のような武士でないような、江戸後期のいわゆる官僚の姿ですが、明治維新という武力革命を経て、こういう能力がある者が主役になっていく時代背景がドラマチックです。
映画的には、江戸・明治の親子の情、お城への郷愁というところが泣けます。
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