今、こんなものがあるのかどうか分かりませんが、夜間中学の話です。先生は、生徒を人生の先輩と言い、生徒は自ら学びたいと学校に来る。
高校じゃなくて、大人になって中学で学ぶって、よっぽどの人生です。
以前、勤め先の近くの夜間高校の卒業式に行ったことがありますが、近いものを感じました。
かといって、過度にお涙ちょうだいではなく、比較的淡々と進んでいくところに山田監督の技を見ることができます。主人公の先生だって、ものすごくいいことを言うわけではないですし、愛情が熱すぎるわけでもありません。
味わい深い映画です。
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