2016年12月5日月曜日

STAR WARS : Episode I-III

Episode I : The Phantom Menace (1999)
Episode II : Attack of the Clones (2002)
Episode III : Revenge of the Sith (2005)



新3部作の主役は、オビ・ワンかアナキンか。
旧3部作よりはよほど深い内容となっていますが、少しシリアスすぎるかもしれません。

旧3部作では、勧善懲悪のストーリーですが、新3部作では善と悪は表裏です。感情が豊かなアナキンは、フォースの暗黒面に落ちやすい、という設定です。しかしそれは、愛情が強すぎたため。少し自分に自信がなく、少し悪い方に捉えてしまうため。
そういったことは、人間なら当たり前にあることです。つまり、人間はちょっとしたことで、悪に堕ちてしまう存在なんですね。

民主自由陣営と独裁陣営の戦いは、20世紀を代表する戦いでもありますし、現代も同様ですが、3部作を通じて破滅に向かうストーリーは、スカッと感はありません。
救いは、新しく生まれたルークとレイアであり、僕らは先に見たエピソード6で見せたダース・ベイダーに残っていた良心でしょう。

興行成績は思ったより伸びなかったようです。
旧3部作が作り出したSF冒険ムービーというジャンルが、16年経つうちに自身より発展して、追い越してしまったんでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿