ギャグ映画かと思ってましたが、熱いスポーツ映画でした。意外!今ではおっさんですが、この当時は若かったんですね。井浦新とかが高校生を演じてるんで、なんか違和感ありました。窪塚洋介、井浦新、中村獅童、大倉孝二などが出てて、今となれば豪華なメンバーです。
漫画の映画かなんで、やっぱ漫画チックなんですが、そこを窪塚洋介が上手く演じてて、かつFXの演出がわざとらしくない範囲で盛り上げてます。
高校生の青春ですが、色恋沙汰ゼロ、卓球一筋。才能と努力、夢と挫折、壁と飛翔、苦悩と快楽、少年時代と現在。
一部の卓球エリートの物語ではありますが、誰にでもあり得そうな、自分自身の物語でもあります。
今や卓球はカッコいいスポーツですが、この当時は暗いスポーツの代表だったことを思うと、画期的です。
スポ根ではない、スポーツ映画。宮藤官九郎の脚本が冴えてます。
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歴史学者磯田道史の著書「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」を元にした森田芳光監督作品。
原作は Agatha Christie のポアロ・シリーズの1941年の推理小説 "Evil under The Sun"。
猫好きのための映画ですね。