2026年1月25日日曜日

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (1995)

最近SFものが続いていますが、今回は押井守の傑作と言われている「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 」。
これだけ有名なのに、僕は一切触ったことがなく、何の前情報も無く観ました。

人間と一体化したサイボーグが普通の世界を舞台としたアクションアニメですね。

1988年の「AKIRA」や1982年の「ブレードランナー」、1984年の「ターミネータ」からの影響が感じられます。
サイバーパンクでかつ舞台が香港(っぽい所)。
大友克洋が「AKIRA」で越えようとしたアニメの限界は超えている様に思います。背景の緻密さはすごい。アニメーション自体はそれほどでもありませんが。
また、1999年の「マトリックス」は似たような世界観を持っていることから、この映画の影響が想像できます。

全く予備知識がなくて情けないのですが、原作があったんですね。
士郎正宗による全3巻の漫画で、1989年から1990年にヤングマガジン海賊版(そんなのあったんですね。いわゆる増刊号)に連載されたものです。今買おうとするとメチャ高い。
その1巻目のサブタイトルが「The Ghost in the Machine」で、この映画の原作になっています。
おもろそう。


  • 監督:押井守
  • 脚本:伊藤和典
  • 演出:西久保利彦
  • キャラクターデザイン:沖浦啓之
  • 作画監督:黄瀬和哉、沖浦啓之
  • 原作:士郎正宗


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2026年1月13日火曜日

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター (2022)

「アバター」は劇場に観に行きました。3Dサングラスつけて。
当時3Dが流行ってて、家のテレビも3D対応のを買いました。
今では何の意味もないけど。

「アバター」の続編が出ているのも知りませんでした。
James Cameron は映画会社と「アバター」シリーズで5作作る契約をしているらしいので、今後も続々出てくるんでしょう。

「アバター」も最終的にはハッピーエンドなんですが、終盤に至るまでが苦しい感じが強く、観るにはちょっと気合いがいります。
この映画も同じで、気合い入れて見始めましたが、イメージ通りの苦しい展開でした。
前回は男女の恋の話でしたが、今回は家族愛の物語。より多くの共感を得ることができたでしょう。

ストーリーは王道なんですが、やはりその映像が驚きです。
今回は、舞台を森から海に移した分、水の表現が最重要になりますが、水面に映る光、水中の歪み、空からの光などの表現がリアルそのもの。
敢えて難しい表現が必要となる舞台を選ぶところが James Cameron なんでしょうね。
一つ一つの場面表現が、すでに芸術の域に達しています。
ソフトウエアの開発にすごい時間をかけたと聞きますし、膨大な制作費は開発や原画作成に費やされたことは想像がつきます。ヒットメーカーだけに許される金の使い方なのかもしれません。

前作はアメリカ先住民(インディアン)を下敷きにしていると思われますが、今回は海の民ということで、ニュージーランドのマオリ族がモチーフになっているようです。
自然と共生する先史民族と西欧文明社会の衝突という構図は、文明側の人が少なからず持っている贖罪の気持ちを代弁していると思いますし、鉱物資源や動植物資源のための紛争は現代の世界にも当てはまる警鐘です。


  • 監督 : James Cameron
  • 脚本 : James Cameron, Rick Jaffa, Amanda Silver


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