ガッツリお茶の映画でした。恋愛も仕事も家族のサイドストーリーもほとんど出てこない。シーンのほとんどが茶室だったり、お茶の場面でした。
全体を通じて言えることは、茶道って「道」がつくだけあって、修行だということ。型を習い、型を覚える。繰り返すうちに自然と体が動き、フロー状態になる。自然との一体感。禅に近いのかもしれません。
樹木希林の快演が光ります。
出演:黒木華、樹木希林、多部未華子監督・脚本:大森立嗣