ストーリーは何とも共感できるようなものではなかったのですが、シチュエーションは共感できました。
今まで親の愛情を独り占めできていたのに、妹ができて戸惑うお兄ちゃん。初めは物珍しいけど、だんだん嫌いになっていく。
ビデオも自分が映りたい。相手にして欲しい。
いじけちゃうよね。
お兄ちゃんの自覚もないのに、お兄ちゃんでしょ、と怒られる。
母親も必死で余裕がなく、父親も何をしていいのか分からない。
みんな、失敗しながら、経験しながら親になり、兄になるのかなあ。
うまくいかなかったけど、今となっては幸せの記憶。
監督・脚本:細田守