舞台は2019年のLAですが、来年ですね。"Back to the Future" の2015年もそうですが、'80年代の30年後観は「ものすごい科学技術の発展」だったんですね。確かに経済的にもイケイケで、これからもどこまでも成長するということが一般的な世界観だったんでしょうね。
映像はほとんどが雨の中の湿った暗い場面で、息苦しく吐き気が伴うようなすっきりしない映画です。"7" にも似たフィーリングです。
日本語がやたら出てきますが、場面は香港をベースにしているようです。今だと中国語なんでしょうね。
寿命が4年しかないレプリカントの悲哀を描いていますが、長短は違えど人間も同様です。