2016年1月24日日曜日

October Sky (1999)

夢と現実、さびれる炭鉱の町、友情、信じてくれる師、父と子、母と父、兄と弟...
さまざまな要因が絡み合った物語ですが、トゥルーストーリーなので、フィクションのようなあざとい展開はありません。

ハイライトは何と言っても、映画の後半での父子のやりとり。
あこがれのブラウン博士に会ったんだろう、という父に対して、「彼はヒーローじゃない」という子。彼のヒーローは、炭鉱で人を助け、正義感と責任感が人一倍強い父だったんですね。

僕も親として、感じるところが大です。
僕は子にとって、家族にとって、誰かにとってヒーローと感じられる存在なんだろうか?


2016年1月11日月曜日

超高速! 参勤交代 (2014)

「5日で参勤せよ」というお上の命令に従い、江戸に向かう間のドタバタ劇。
悪者がはっきりしていて、非常に分かりやすく、最後に勧善懲悪となることに加えて、すべてがハッピーエンドに向かうストーリーが気分を良くさせてくれます。

何よりも、武士たちの竹を割ったような性格と、前近代のおおらかな空気感が爽やかです。