夢と現実、さびれる炭鉱の町、友情、信じてくれる師、父と子、母と父、兄と弟...
さまざまな要因が絡み合った物語ですが、トゥルーストーリーなので、フィクションのようなあざとい展開はありません。
ハイライトは何と言っても、映画の後半での父子のやりとり。
あこがれのブラウン博士に会ったんだろう、という父に対して、「彼はヒーローじゃない」という子。彼のヒーローは、炭鉱で人を助け、正義感と責任感が人一倍強い父だったんですね。
僕も親として、感じるところが大です。
僕は子にとって、家族にとって、誰かにとってヒーローと感じられる存在なんだろうか?